2007/02/28

ミュージカル映画

今年の箱根駅伝の中継番組で流れたサッポロビールのCMをご覧になりましたか?台詞は全て音楽に乗せて歌われていて、出演者は踊っていて...、CMというよりミュージカルです!現在Mr. Musicのサイト(CM Tracks)で歌が紹介されています。
ミュージカルやミュージカル映画から生まれた名曲は数々あり、有名な曲になるとオリジナルのミュージカルを知らないけど曲だけは知っている、なんていうこともあります。私は子供の頃、ミュージカル映画が大好きで、「オズの魔法使い」や「サウンドオブミュージック」は繰り返しビデオで観ていました。「オズの魔法使い」でジュディ・ガーランドが歌った”虹の彼方に(Over the Rainbow)”は、映画公開から約70年経った今でも色あせることない名曲です。
世界中の音楽を様々な媒体から聞くことが出来る今日、昔のようにミュージカル映画から音楽がヒットするということは少なくなっています。でも、現在公開中の「ドリームガールズ」、そして4年前のアカデミー賞で6部門を受賞した「シカゴ」など、まだまだミュージカル映画は健在です。ちなみに「ドリームガールズ」は公開翌日に観てきました。豪華出演者の歌とダンスで楽しめるし、60〜70年代のアメリカ音楽シーンも分かりやすく描かれていて、オススメです!
Production Manager 市川祐子

変わって来た?

短い15秒の中に台詞、ナレーション、SE、音楽がてんこ盛りになっているのが、ここ20年における日本のCMの特徴だ。しかし最近そんな重加重状態からの脱却が始まっている気がする。ブラピは携帯電話で何を話しているんだろう? 吉江一男

2007/02/26

英雄の生涯

今朝はリヒヤルト・シュトラウスの「英雄の生涯」を聴きながらドライブをして会社に出勤した。リヒヤルトの音は筋肉系細胞が刺激されPOSITIVEになれる。吉江一男

2007/02/21

椎名林檎×齋藤ネコ


椎名林檎の脳ミソには溢れんばかりの音が天から降り注いで来るんだろう。ジャズ同様に日本人音楽家の多くの先人達がアメリカの真似から始めた類のオーケストレーションを、ネコさんは日本製にしてしまった。 吉江一男

2007/02/17

serendipity

脳科学者・茂木健一郎さんいわく『ルーティーンをこなすことでserendipity(偶然幸運に出会う能力)をもたらすことが可能になる』。
最近出会った好きな言葉。吉江一男

2007/02/15

森本千絵さん

ミスチルや小林武史等の仕事でとても気になっていた森本千絵さん。salyuのアートワークも大好きです。実は去年の年末に中島信也監督からコスモス・イニシアのCMナレーションを頼まれてやったんです(いっぱいオンエアーしてました)。最近わかったんですがそのプランナーが森本さんだったんですよ。一緒にできて嬉しいです。吉江一男

2007/02/09

ロロロ

これアーテイスト名です。何て言うんだ? クチロロだって。いいよねこのネーミング。今朝車の中でJ-WAVE・クリス・トモコの番組で聴いてワクワクしちゃった。2/14発売のシングル、早速エイベックスの小林建太さんから送ってもらって聴いてみた。才能は次から次に現れるんだね。吉江一男

2007/02/08

ワーナー・ミュージックと日産がレーベルを、、、、

WMJと日産による「CUBE LOVES MUSIC」という新レーベルが立ち上がった。この試みは業界初めてのことでしょう。このニュースを知って、これでまたCM音楽制作会社への発注がなくなるのか、との思いが脳裏をかすめました。タイアップもここまでくると、今CM音楽制作者にとって大事なことは、ぞくぞく、ドキドキする、CMにしかできない、揺るぎないオリジナリティーだと思います。吉江一男

2007/02/05

近田春夫

春夫ちゃんとは私が16で彼が14の時からの知り合で、いまだに一緒に仕事をするので業界最長の付き合いだ。彼は去年の秋まで携帯電話を持たなかったが、何故かついに持つことになってしまったのである。携帯も持たずによく忙しく仕事をしているものだと尋ねるたびに、「なけりゃないで何とかなるもんよ」なんて言っていたが、持った途端、ここまで豆になるかとあきれる位メールが来る。そして「こんなに俺に合うものはないね〜」なんて言っている。何故持つことになったのか本当の理由を聞いてみよう。吉江一男

ビリー・ジョエルが歌う「星条旗」

今朝、日本在住アメリカ人向けのラジオ番組を聞いていたら、NFL(アメリカンフットボールのプロリーグ)決勝戦=「スーパーボウル」の中継が流れていました。試合前の国歌斉唱では、ビリー・ジョエルがゲストとしてアメリカ国歌である「星条旗(The Star-Spangled Banner)」を歌っていました。ビリー・ジョエルらしさを思わせるピアノ前奏で始まり、彼の声が流れてくると私も試合会場で聞いている気分になりました。歌が終わり観客の盛り上がりと拍手喝采の様子が伝わってきました。年に一度、国民的スポーツの決勝戦で人気スターが国歌を歌い、そのときはアメリカ国民が一つになっているような気がします。人種や宗教の異なる人たちが集まるアメリカでは必要なことなのでしょう。
ちなみに「スーパーボウル」のテレビ中継の間に流れるCMは毎年注目されます。なにしろ全米の人々が一斉にテレビを見る日なのでスポンサーは競って話題となるCMを作るのです。今年はどんなCMが放送されたのでしょうか。実際にオンエアーされたCMを見られるサイトがあるようなのでチェックしてみます!
Production Manager 市川 祐子

2007/02/01

日本の表現力

「日本の表現力」と題された企画展が国立新美術館で開かれている。展示1は1950年代から現在に至る、アート、エンターテイメント、アニメーション、マンガの軌跡を、10年ごとにまとめられた6つの連続するブースで、展示2は縄文時代まで遡り、現代までの表現が紹介されている。嬉しいことに展示1にはそれぞれCMが3本ずつモニターに映されていて、「ピッカピカの一年生」「おしりだって洗って欲しい(TOTO)」「バザールでござーる(NEC)」「Speed(キューピー)」が入っていた。自分のことはさておき、とても楽しめる企画だ。日本人の表現力の豊かさを実感させられる。吉江一男